先月から東南アジアをぶらぶらしてきました。仕事もあるので、 MacBook Pro 1台と Sim フリー端末 2 台を担いでいってきました。東南アジアも発展してきているなと肌に感じて行く中で訪れた初めてのミャンマーではカルチャーショックを受けたのでレポートします。
一言で言えば、「独自の進化をとげる可能性がある国」だろうか。よく衛生面うんぬん言われているが、私のお腹は屋台でも壊れなかったので大丈夫かもしれない。
個人的な意見です。私はこの国と人が好きだな。
インターネットとスマホとアプリ
- 国民全員 Facebook といっても過言ではない
- 通話は Viber
- 国民にネット (セルラー)、スマホ、SNS (前述どおり Faceebook) が普及している
- スマホをコミュニケーションの一部ではなく、ほとんど体の一部
- スマホゲームの習慣はない
- 動画メディア (特に Music Video) を楽しむ
- 家賃より高いスマホ通信費
- iPhone の驚異的人気 (持っているだけで女の子発狂)
- VPN あれば仕事に支障はほぼなし
10GB の Sim (Telenor) を 12,000ks (1000円くらい) で購入して使用。とてもセルラー回線でもネットは安定していた。光ファイバーはヤンゴンの一部しかないけれど、普通の生活としては問題ない速度がセルラーで提供されていた。何もより通信費が安いのだが、ミャンマーの一般的な収入から考えると、給料の 1/3 はスマホ代になっている。
衛生面
行く前に3冊のミャンマー経済本を読んでいたが、そのほとんどが当てはまらず、ここ数年で変わったのか適当なこと書いているだけなのかは、おそらく後者かもしれない。
生活においては衛生面という概念すらないのではないかと疑うほどである。Japan Expo のトイレは水浸しで、便座が水や小便で濡れていた。料理で手を洗うことも稀だろう。日本に帰ってきて、空港の便座を見て「ああ、これ舐めれるぜ」と思った。
屋台での器はドブ水のように何度使用されたものでさっと洗われる程度です。私が食べた屋台では、だいたいが前のお客さんとの圧倒的な間接キスでした。大抵はこの屋台でお腹を壊すようです。
紫外線が日本の数十倍でかなり暑い。屋台はそんな中で営業しています。
言葉
ヤンゴンでは英語がかなり通じました。北上すると「No English」とよく言われます。母国語である。ミャンマー語が日本語に似ていて覚えやすいと現地っ娘が言っていましたが、問題は..そう文字です。あのくねくねした文字なんとも難解である。そう、最近の若い世代では書けない人も多いようだ。魅力があるので、ミャンマー語は覚えたい言語の一つとなりました。
道路と車
道路は癒着と技術不足により1,2 年で崩壊しているようです。壊れたら新しい道を上に塗り固めるため、道路が物理的だんだんと高くなっていくのは失笑。車は圧倒的に日本より少ないけれど事故数は比べ物にならないほど多い。飲酒運転の取り締まりもないのでやりたい放題だ。クラクションとサイドミラーが壊れると死ぬ道路でもある。ちなみに車検はない。夜は街灯も無いので自由に歩き回る歩行者とよくあるある。
公共交通機関
時速 20km の電車が一応走っている。あとはバスが日常の移動手段。
食事
ミャンマー料理はどれもおいしかった。意外にヘルシーでうれしい限り。ミャンマーの女性はみんなスタイルがよくて美しかったがこれも食事だろうか。ミャンマーでは穀物がよく採れ、またゴマが有名だった。フルーツも多くあるので食事で困ることはないだろう。もちろんやすいのもポイント高い。ただしおいしい牛肉 (ミャンマー牛と日本牛のハイブリッド) は高かった。
酒とタバコ
500ml 缶ビールが 80 円ほどで買える。これだけで素晴らしい。その他酒類安い。喫煙者は日本より少ないと体感したが、吸わない身としては、建物内全面禁煙化は快適である。しかし、噛みタバコは臭いな…タバコよりも臭い。
国民性
これがおもしろい。まずミャンマーの仏教の考えが「自分のため」であることが根本となっており、仏教徒 (ようは国民の大半) は来世のためにいかに徳を積むか競っている様子さえある。ミャンマーの坊さんは暴飲暴食はして働かないので、日本の坊さんと大きく違います。「働かざる者食うべからず」は日本の話ですからね。
そういう国民性からか、とにかく自由。バスの運転手が運転中にお腹が減ったらしく、途中でバスを止めて屋台で飯を食べ始めたときは我が目を疑った。それでも時間には余裕あるためそれもまた一興かなと楽しめたが、乗客からの文句を意に介さず、あの肝の座り方はどうなってんだが。
でも、面子をかなーり大事にします。人前で怒られる、怒ることを避け、自分をいかによく見せるか「NO!」と言わないあたりがすごい。一緒に遊ぶ分はいいが、仕事はやりづらそう…
教育
はやくも子どもによりよい教育を与えるために少子化が進行していました。それでも国民の平均年齢が30未満とかなり若いため、どう変化していくか楽しみだ。