知識という武器を持ちましょう。
- 「 ひとりの子ども、ひとりの教師、一冊の本、そして一本のペンが、世界を変えるのです」
- この社会、女の子がなれるとしたら教師か医師ぐらい。 そもそも女性が職業に就くこと自体珍しい
- 男の子が生まれた祝砲。女の子が生まれたらカーテンの後ろに隠す国だ。 女の子の役割は、食事を作って子供を産むだけ
- パシュトゥン人にとって、娘が生まれた日は悲しみの日になる
- 最も重要とされるものは名誉。最も嫌うものは面目を失うこと。恥をかくというのは耐え難いこと。「命を失ったらこの世に生きる価値はない」という諺がある
- マラライはマイワンドの羊飼いの娘だった
- 戦場の女神といったところか
- 誰もがニックネームを持つ文化
- いつか私もアレクサンダー大王のようにイラム山に登って、木星に触れてみたい
- パキスタン建国の父ジンナー「 男女が力を合わせなければ、何事も達成などできない。世の中には二つの力がある剣の力とペンの力だ。そしてもう一つそれらより強い力がある。それは、女性の力だ」
- 姦通罪 (かんつうざい)
- 女性は、男性の許可がないと、銀行に口座も作れない
- 倹約家の父親を持って苦労したせいで、父はとても気前のいい人間になった
- 祖父から父への最高の贈り物。それは、教育
- 弁論大会で優勝し、「あの時初めて、自分の力で父親を笑顔にすることができたんだ」
- 鷹 (シャヒーン)。名前をジアウディン・シャヒーンと書いたがしばらくしてやめた。鷹は残酷な鳥だから。後に、ジアウディン・ユスフザイとなる。これこそが、マララたちの一家の名前だ
- スマート私立学校協会の会長になった父。賄賂を断ち切るために戦う
- 911 の事件がマララたちの世界を変えた。 私たちの渓谷が、戦争に踏みにじられることになるなんて、知るはずもなかった
- タパエという二行詩
- 好き好んでここを離れるパシュトゥン人はいない
- 貧しさや愛のために遠くへ行くことはあるとしても
- タリバンは、女性が笑い声をあげたり白い靴を履くことも禁じた。白は男の色だから
- アクセサリーを身につけるのもやめた「どうしてそんな安物が欲しくなったの?そんなちゃらちゃらしたもののせいで、人としての価値をなくしてもいいの」
- 弁論大会では、英語かウルドゥー語だ。こういうときには、母語のパシュート語は使われない。英語を話せる人は知的だというイメージがあるせいだ。もちろんそんなイメージはまちがっている。どんな言葉を使おうが、だいじなのは、自分の言いたいことをどう伝えるかだ
- リンカーン「人をだますくらいなら、失敗する方がずっと立派だ」
- パキスタンの男達はお金を稼ぎたり、家族にあれをしろこれをしろと命令することが偉いと思っている
- 本当のことを話すのが大切なんだ、真実が恐怖を拭い去ってくれる
- 母「料理をしなければならないから料理をするそれだけのことよ」と言っていた。 もっと大変な思いをしている人たちもいると思えば、我慢できる
- 父は、スマートの人々によくこう言っていた「教室がひとつきりになっても、教師がひとりきりで生徒がひとりになっても、教育をやめない」
- タリバンの妨害が始まるまで、教育の大切さをちゃんと理解していなかったと思う
- 学校に行って、本を読み、宿題をする。それはただ時間を費やしているだけではない。 未来を作っているのだ
- タリバンは私たちからペンや教科書を奪うことはできても、考える力を奪うことはできない
- ここに住まわなくてもいい人にそんなこと言われたくない
- 不敬法 … 神聖なコーランを冒涜 (ぼうとく) から守るパキスタンの法律
- 切除した頭蓋を体内で保存
- 角膜や肺は移植することができても、笑顔だけはどうにもならない
- パシュトーの詩「ヘビの尻尾から旅行をしたら、たどりつく頭の先は毒の海」
- 弾丸のせいで、わたしの脳は腫れ、耳がきこえなくなり、顔の左半分の神経が切れた
- わたしが撃たれたことや、わたしの身に起こったことを、人々は話題にする。それはマララの物語、”タリバンに撃たれた少女” の物語だ。いまのわたしの物語ではない
- 教育を受けることは基本的人権だということは、誰もが知っている。それは西洋社会だけのことではない。イスラム社会でも、全ての女の子と全ての男の子が学校に通うべきだ。コーランにも書いてある。神様は知識を得ようと私たちにいっている。空はどうして青いのか、どうして海ができたのか、星はどうしてめぐるのか、学ぶべきだといっている。もちろん、簡単にできることではない