- 高祖道元
- 民衆救済の実践仏教の基盤、それが現代につながる日本仏教の源である
- 鎌倉時代になると日本国独自の仏教宗派が成立する
- “即心是仏 (そくしんぜぶつ)” の姿勢こそが曹洞宗。ただ無心に座禅し修行する姿そのものが悟り
- “只管打座 (しかんたざ)” 悟ろうとする気持ちすら捨てて、ただひたすらに座禅に打ち込む。曹洞宗の特徴である
- 大本山は 2 つ
- 修行僧は「お坊さん」「雲水さん」と呼ばれ
- 住職は「和尚さん」「方丈さん」「堂頭 (どうちょう)さん」と呼ばれ、法事の席では、「ご住職」「ご老師」。大きなお寺では「山主」と自称する。改まった席では「堂頭和尚」と呼んだりする
- 一説では、禅の始祖である達磨はペルシャ人
- 孤高の人 道元
- 道元の女人成仏論、それは男女平等
- 身体で坐り、心で坐り、ついには身体の痛みも心のなかの妄想も抜け落ちた “身心脱落 (しんじんだつらく)” の状態で坐る
- 一寸坐れば、一寸の仏
- 身体で学ぶ “身学道 (しんがくどう)”
- 修証義 (曹洞宗教会修証義 そうとうしゅうきょうかいしゅうしょうぎ) … 宗門のテキスト
- 調身の方法 … 衣服を洗え、贅沢な服は着るな、ナマモノ、硬いもの、傷んだものは食べるな (腹壊したらだめ)、腹八分目、風味が良くて邪気を払う胡麻、山芋は津根に食べろ
- 寒い暑い、風が強い所や高い所での坐禅はだめ
- 呼吸は自然に、無理に長く、短くするものではない、徐々に整える
- 自分を学ぶということは、身についた知識や経験、思慮分別を捨て去ることだ。自我を捨て生まれたままの清浄な自己をとり戻すことだ
- 家の信仰から個人の信仰へ
- うちのお寺のあるべき姿は、コミュニケーション・センター
- 過去帳 … 霊簿ともいい、故人の戒名や俗名、命日、享年などを記したもの
- 食べ物の生臭さの混じった息をふきかけて消すことは無作法
- 合掌において、右手は悟りの世界である仏さま、左手は迷いの世界、つまり私たち人間をあらわしているといわれ、合唱は仏さまとの一体にらることをあらわす。手の高さは鼻の位置。
- 数珠 (じゅず) の玉は一つひとつが人間の煩悩をあらわし、 108 個あるものが正式で、本連と呼ばれる。108 個は重いため、半連 (54 個)、四半連 (27 個)、のものも多くなった
- 朝は合掌、昼は汗、夜は感謝で眠りましょう
- 坐禅では、睡眠不足、睡眠過多、満腹、空腹の状態では坐らない
- 逆修 (ぎゃくしゅう) … 生きているうちに自分で自分のお墓を建てること。長生きすると言われている
- 生前墓を逆修墓、寿墓 (じゅぼ) という。墓石に刻んだ自分の名前や戒名は、朱色に塗っておき、亡くなったときに黒く塗り替える
- お墓参りでは、お添え物は必ず持って帰る
- 成道会 (じょうどうえ) … 12 月 08 日、お釈迦さまが悟りを開き、仏陀となられた日を記念して行われる
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