書評: 天皇家と生物学

  • 戦前は、生物学といえば、ああ天皇家のね。だった
  • 今上天皇の魚類に関する仕事
  • ヨーロッパの王貴族は蹂躙した植民地の生体を調べる趣味
  • Ph. D. (哲学博士)
  • ヒドロゾア
  • 「 誰も手をつけようとする人もいない、そして競争者もないものを、しかしやがては誰かが研究しなければならないもの」これが陛下の立場でありお気持ちなのであろう
  • p. 64 富山一郎
  • 「雑草という名の植物はないよ」雑草は彼らの禁句
  • 相模湾は生物の天然博物館
  • 昭和天皇は余暇を科学に専念されたはじめての天皇。海外での評価がとても高い。先の大戦の責任云々は別の話である
  • 明仁天皇は英国王立協会からチャールズ2世メダルを受けられた
    • 取り上げたマスコミは文芸春秋だけだった
  • 明仁天皇は御用邸のあった葉山の磯にはハゼがたくさんいて、それで興味を持った
  • 陛下のけじめ、研究所では公務の話は一切しない。公務第一
  • クニマス増えて明仁天皇歓喜!
  • 御所のテラピアをタイに五十匹贈り、養殖をすすめた。タイはタンパク質不足でテラピアを食べていたが、御所のが大きかった。今では養殖は成功して広く食べられている
  • 吹上御苑は昭和天皇の意志により、草刈などの手入れを中止した上に、武蔵野を中心にいろいろな植物をよそから移植するなどして、自然に近い森や野原園と化していった
  • 礼宮 (現・秋篠宮) は、 ナマズ大好きだったが
  • ニワトリで学位をとった。ニワトリ大好き!
  • 私たちは直感的に生物と無生物を区別し、動物と植物の違いはわかる
  • 生物学の対象としてのニワトリよりも、文化的な存在としての鶏により強いご関心を持っている
  • 徳仁皇太子は歴史学への道を選ばれた
  • ノーベル賞の生物系は鬼門
  • アメリカとイギリスの生物学に対する膨大な予算、そして博士号に対する敬意
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