書評: 対デジタル・ディスラプター戦略

大切なことが書いてあるが、内容としては薄く感じ、このような姿勢は昔からしているため、補強程度にはなった。個人的には有名なイーロン・マスクの思考の方法が好き。さて、デジタル化のさらに次ってあるのだろうか。早くスマホみんなが p2p 当たり前になってほしいね。

  • デジタル・ボルテックス (渦巻き) … デジタルの渦。あらゆる業界は、多かれ少なかれデジタル化の波に飲まれつつある。その状況を表現するメタファー
  • ディスラプション (破壊、創造的破壊)、ディスラプター (破壊的イノベーター)
  • 奪い合う
  • 規模ではだめ
  • 今までの成功の前提を疑うことから始める
  • 既存で顧客に価値をもたらした方法はどれほど強固かを再確認する
  • メトカーフの法則 … ネットワークの価値は、そのユーザ数の二乗に比例する
  • デジタル化しやすいもの、そうでないものも対応。しかし、カギは「デジタル化」だ
  • コスト、エクスペリエンス、プラットフォーム。それぞれのバリュー
  • バリュー・ヴァンパイア (価値の吸血鬼)
  • 既存企業はバリューベイカンシー (価値の空白地帯) を狙う
    • デジタル・ディスラプションによって生じた、市場で利益を享受できるチャンス
    • バリューペイカンシーを発見し、占領する能力が必須
  • WeChat で少額の消費者金融、20万元 (31,500 ドル)
  • 収穫戦略、撤退戦略、破壊戦略、拠点戦略
  • 収穫戦略は、ディスラプティブな脅威に立ち向かう。そのために自分たち苅りとれるスキマを探す「粘る」
    • 既存企業の担当者がアホだと資金力勝負しかできず、市場はさらに混乱するだろう
  • 起業家たちのは「収穫期に入った企業には遅かれ早かれ困難な時期がやってくる」と思いがち、これがより収穫戦略遂行への風当たりが強くなる
  • 撤退戦略は、コストがかかるわりにいま以上の価値を生み出せない市場や、資本配分を続けても明らかに旨味がない市場からの離脱し、特別なニーズを持った少数の既存顧客にだけ集中する
  • 破壊戦略は、ディスラプターをディスラプトする
    • そんなフットワークある会社は有名どころだと Netflix や Apple か
  • 拠点戦略は、バリューペイカンシーを少しでも長く占領し、デジタル・ボルテックスの中で競い、成長するガキとなる戦略
  • 既存企業は、あらゆる戦略において、未知の領域に立たなければならない頻度が増えることは覚悟しなければならない
  • 自動化!自動化!あんど自動化!!
  • 洞察 → 情報に基づく意思決定 → 迅速な行動 (以下ループ)
    • 察知する、決定する、実行する
  • デジタルビジネス・アジリティは企業の身体能力
  • ネスレの顧客感情把握自動システム
  • スタバ MOP は口座引落でクレカ手数寮削減
  • 顧客に合わせてオペレーターを変える
  • 従業員の顔当てゲーム
  • チョコレートのサンプルが一番ほしい
  • 自動化、効率化は安全性につながる
  • 意思決定では、それを行う適任者を選び出すことが大事
    • これ、誰が適任者を選ぶんだよ、謎だな
  • イノベーションとは、変化に向けて備えておくこと。最高のアイデアを見つけたり、思いついたりすることではない
  • コカコーラの CTO 兼 CIO のアラン・ボーメの推進したコンセプト「さらば IT」
    • 安価で、すぐに展開できるアプリやサービスを開発することを奨励して、次から次へ発生するビジネス上のニーズに応えていく
  • スピードこそディスラプターの最も強力な武器
    • やっぱザッカーバーグの名言でしょ。「完璧をめざすより、まず終わらせろ」
  • ダークアセット … いまだインターネットに接続されていないモノ
  • ホラクラシー (Holacracy) … 権限や意思決定が分散されているマネジメントモデル
    • 社内には混乱が生じた
    • 成功すれば、アジリティを向上させ、給与の高い管理職を排除することができ、競争優位を得られる
  • 各々のオープンマインド化が進まないとイノベーションは難しい
    • 「まずはやってみよう」精神大事よね
  • バスに SIM
  • 日本企業に共通する課題「スピード」つまり、「アジリティ」がある
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