書評: 「ひとり」の哲学

我が家は曹洞宗のため、道元が気になった。

気になった箇所

  • チビリチビリと飲む。九時を過ぎ、ひとり酒も終焉を迎える。 さあ、これから死ぬか、と掛け声をかけ、そのままベッドに転がり込む

その他メモ

  • 福沢諭吉の「ひとり (一身)」は国家と対比するもの
  • 永平寺の振鈴の音は、闇を突き破るような響きとなって耳元を襲ってくる
  • 道元こそ無の哲学の創始者と呼ぶにふさわしい
    • ある意味、生きながらに死を得るか
  • 道元「 仏道を学習するとは、己自身を学習することだ。己自身を学習するとは、己自身のことをすっぽり忘れ去ることだ。己自身をすっぽり忘れることが出来れば、眼前の全世界がありのままの姿で立ちあらわれてくる 」
  • 永平寺の三黙道場 … 僧堂 (食堂 (じきどう))、東司 (とうす) (便所)、浴司 (浴室)。この三つの神聖な場所で、一切音をたてずにすませよ
    • 椀に手を添える。それが美しい食事作法となる
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