エストニアといえば、エストニアの技術者が日本にきて、「日本はテックが進んでいると思っていた」なインタビューが印象でしたね。
機械ができることを人間がやることはナンセンスだもんね。
電子化 = 効率化。資源のない国では最低限の戦略
- 今日エストニアの平均賃金は、旧ソ連共和諸国の中でも最も高く、2番目に平均賃金が高い国よりも約 30% 高くなっている
- 「コンピュータを買収することはできない」
- 一般のエストニア人は、デジタルの世界を紙の世界より信頼している
- エストニアの ICT 構築国家予算は 70億円/年 程度 (日本の 1%)
- それなのに、エストニアが遥かに進んでいるのは、日本には昔から “泥棒” が多いからだろうね。オリンピックしかり
- 公務員試験はなく、能力があれば誰でも官僚になれる。なお、多くの人がより高給を目指し外資系や民間へ転職をする
- 「いずれ転職してしまう」という前提に立っている
- 長期滞在の外国人にも eID カードを取得できる
- 投票権がある
- 行政サービスを受けれる
- 会社設立に多くの書類は不要で、ネットで 30 分ほどで、140 ユーロでできてしまう
- eKool … 先生と保護者の相互連絡システム。有料の民間サービスだが多くの学校が採用 (費用は学校負担)
- 学校と教師の通常業務の量 (雑務) を減らす
- 成績、休講、宿題などの情報を閲覧できる
- ケータイ、スマホから利用可 (モバイルID あるからね!
- 健康保険証はない。eID で照合すればいいだけ
- 歯科治療は実費
- 長野県佐久市が姉妹都市
- 資源が限られたエストニアや日本のような小さな国に、情報通信技術を駆使して、知識や高度技術に基づく産業の育成の実現が重要
- エストニアは ICT 戦略を 1991 年より行っている
- 日本は人口多いがアナログ人間多すぎよね
- 「生涯」のメアド
- これは人口少ないからやりやすいな (同じ日に 4 桁人以上生まれない)
- モバイル ID … eID より信用はおちるが、モバイル機器で電子認証、電子署名が実現
- RIHA … 国の情報管理システム
- ハッシュ あんど ハッシュ
- 投票用 web サイト https://www.valimised.ee
- 自動車保険基金 DB へアクセス可能
- 事故っても処理速い
- インターネットポリス “e警官”
- エストニアには交番がない
- 元は一人、今は三人
- 顔が見えるっていいね
- 公共交通用の ID チケット (メリットしかない)
- ID チケット購入時に eID で照合 → X-Road に紐付いている口座から引き落とし
- 改札方式ではない、検札方式
- 購入履歴はもちろん見れる
- 子供、障害者の対応が容易
- 切符が存在しないため偽装不可
- 印刷費、発券人件費が不要なため、利用料金を低く設定
- チケットを買うわけではないため、子供でも紛失盗難の心配がない
- 現金不要
- 法人税 20% (やっす!!
- 医療期間と eID 連携ってぱねぇ (検討段階のものあり)
- 医療記録の信頼性が高い
- 遺伝子データの分析で最適な医療サービス提供
- 予防、治療、リハビリテーションなど複数組織が連携して、患者に切れ目のない医療サービス実現
- 遠隔で医療状態の監視、結果医療コスト削減
- 電子医療記録プロジェクト
- 電子医療記録
- 電子画像の保管とアクセス
- オンライン予約
- 電子処方箋
- 教育水準は高い
- 2012 年には義務教育でプログラミング
- ロジックやアルゴリズムの思考力を育てる狙い
- 行政の効率化
- 閣議はペーパーレスでネット参加可能。費用削減と会議時間も大幅に短縮された
- 各機関のメタデータのフォーマット統一
- e レジデンシーカード … 居住許可証や身分証明書ではない。オンラインの電子的に認証でき、 eID や X-Road で構成されたインフラストラクチャ上で利用可能
- e レジデント = 仮想エストニア国民
- ほしいな、 e エストニア人になろう!
- 2020 年に向けた計画
- 誰もが無料で高速インターネット
- 基本インフラストラクチャは国内外でも支援
- 起業国家
- テストはエストニアで実施する → 英語圏へ
- ex) Skype
- エストニアン・マフィア
- 人口一人あたりで日本の 53 倍起業されている
- Guardtime
- Transferwise
- Fits.me
- KredEx … エストニアの企業を支援する組織。銀行と共に融資や信用保証などで有利な条件を提示して支援する
- 毎週ハッカソン!
- 日本では「エストニアの事例は参考にならない」という人が多い
- エストニアは予算が少なかった分、時間と知恵を使って身長にデジタル社会の構築を進めてきた
- 結果 ITC 先進国の 1 つとなった
- 技術だけではなく、法律、体制、予算を同時に検討してきた
- ITC 推進の目的
- 行政サービスの効率化、経費・人件費の削減
- 行政サービスの利便性向上
- ITC 産業の雇用対策 (景気対策)
- ITC 産業の事業拡大サポート、新規サービスの運用実験支援
- ITC 先進国としてのポジションの維持
- 日本の読みづらい法律が ITC 先進国を目指すにおいてネック
- 日本の「ITC ゼネコン」が元凶
- やっぱり泥棒が多いね。あとテストステロン足りてないな (目先の利益)
- 革新の採用速度を決定する 5 つの特性
- 相対的優位性 … より優れているかの度合い
- 両立性 … ニーズの一致の度合い
- 複雑性 … 理解が難しいとみなされる度合い
- 試験可能性 … 限られた条件で実験できる度合い
- 観察可能性 … 結果が他者の目に見える度合い