書評: なぜフランスでは子供が増えるのか

この本はなぜ読もうと思ったのか忘れたが、読んでみるとおもしろかった。
データと著者の体験をもとにまとめられているため納得できる内容です。
メモは最初は紙で書いているため、データ化したものだけを列挙します。

  • 夫婦の家事分担頻度とセックス頻度は比例する
  • フランスはプライベートに目をつむる。政治家が不倫しようが売春しよつが、仕事さえこなせば問題ない
  • リベルタン … 自由にセックス、不倫上等
  • ミクシテ (mixite = 混合性) … フランスの伝統文化。男女が色っぽい関係を背景にしながら仲良く生活する文化
  • 友だちより恋人、男にとっての女。そのためフェミか弱い
  • 乳母 (うば) 文化は子供の価値が低い時代に普及していた。1920年頃には失せたが、女性の社会進出した現代でまた復活
  • 保育ママやベビーシッターの賃金は 45 EUR (5,874 円) / day、農村地帯は 25 EUR ほど
  • パクス (連帯民事契約) … 1999 年導入のホモセクシャルカップルを法的な保護を与える名目のものだったが、ヘテロセクシャルカップルがほとんどになっていた
  • 結婚は双方の同意がなければ離婚でにないが、ヘテロは片方だけで解消が可能
  • 日本の恋愛は、出会う前に文通 (メール) をする平安時代に戻っている
  • 大戦後は社会保障の5割が家族政策に使われていた
  • 三歳からの保育学校に公負担100%で入れるのが大きい。仕事復帰が早くなる
カテゴリー:
Loading Facebook Comments ...

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください