- メスに交尾を断られ欲求不満になったオスのショウジョウバエは悲しみを紛らわすために食欲や酒に逃げるという
- オスの精子と一緒に送り込む「ペプチドF」が交尾後に求愛高度をしなくなる
- 15% のアルコールを含む餌を貪るショウジョウバエ、その後ペプチドF の減少が確認された
- 飽食でせックスレス
- 日本人の大脳皮質が発達しすぎて「爬虫類脳」が抑えられせックスレス
- インドネシアでは賄賂は当たり前。善悪の意識もない
- ストレスにさらされると脳はすぐ目の前の快楽に飛びつく
- ミミズは一度身につけた脳をわざわざ棄てたという仮設がある
- 視覚も棄てた
- 肺も棄てた。皮膚を通して酸素と二酸化炭素を交換する
- 哺乳類が湿った肺を通して酸素を体内に取り込んでいるように、皮膚の湿度を保つことで酸素の吸収を促す
- ミミズのふたなりセックス
- 著者がお腹で飼っているサナダムシのキヨミちゃん
- 卵を毎日 200 万個産んでいる
- 当然、体節ごとにオスとメスとの性器がある
- サナダムシと同じ環形動物である住血吸虫
- いつもオスとメスとが抱き合ったまま行動して常にセックスしている
- サナダムシは体ごと腸になった生き物
- 5 万匹のミミズは一年間で 18t の糞を排泄するという
- ミミズを食べると全身の血流が促進し、特に男性器の血流が増えて精力増強する
- 糖尿病になったり、メタボリックシンドロームになったりすると、精力が減退する
- 地竜 … 飲むと尿を快適に出す。ミミズを乾燥して煎じた漢方薬。解熱効果の他、全身の血流を良くして利尿効果を発揮する
- 糞便論議 … 詳細は三浦教授の「教授とミミズのエコ生活」 (三五館) 参照
- ドーパミンは、好きになってやめられないものを記録する物質でもある。麻薬や酒、タバコをやめられなくなるのもドーパミンの働きによるもの
- 体内でビタミン C を合成できないのはヒトとサルとモルモットだけ
- 「人がうつ病態になるのは、感染症から身を護るための免疫システムの進化の結果」だと述べている研究者がいる
- 自然を相手に自然の中で生活していると、頭で考えるより、腸で考えることが多くなっていく
- 「幼少期の英才教育は子どもをダメにする」良い子に育てることは良くない
- 3 歳の時点で 1,000 億個のニューロンが…
- これ 860 億個じゃなかったっけ
- ビリオンが 10 億だった。86 B だ!
- 天才と呼ばれる人の大脳皮質が薄いのは、幼少期に英才教育を受けず「感覚的経験」を積んだからではないかと推測
- 感覚遮断実験 … 生まれたての子猫の片目の上下のまぶたの皮膚を縫い合わせる。その数週間後に縫い糸をとってまぶたを開くと、縫い合わせた目の視力が失われており、その後いくら視覚を刺激しても視力は生まれず、永久にその目は視力を失ったという実験。もう片目は普通以上の視力を持っていた
- 「視るという体験」によって初めて視ることができる。体験こそすべて
- なんでも舐めて腸を大腸菌だかけにしたい赤ちゃん
- 土食症 … 人間が食物以外で、特に土が無性に食べたくなる症候をいう
- 人間が土を食べるのは毒物や病原体から胃腸を守るためである可能性が高いという研究 (米国 S・ヤング博士ら)
- 「人は成熟するにつれ若くなる」by ヘルマン・ヘッセ
- 丹田呼吸 (たんでんこきゅう) …禅僧がやっている。へその下辺り (腸の部分) を意識して、呼吸をする
- 女性は先天的に免疫力を高めることができる生き物
- 女やもめに花が咲く
- ニューギニアの人々はウンコがでかい。腸内細菌のエサである食物繊維を多くとっているからだ
- 食物繊維は腸内細菌のエサ。食物繊維を多く含む食品を食べることで腸内細菌が増えてウンコが大きくなる
- ウンコのサイズと自殺率は反比例する。日本人のウンコは小さい
- ミトコンドリアエンジン (ようはケトン体) と解糖エンジン (ブドウ糖うまあああ) で動くのが人間
- 50 歳過ぎて糖質をとりすぎるとミトコンドリアエンジンがうまく動作せず、活性酸素を体内へ多量に産出するようになる
- 多量の活性酸素が脳へ作用すると、脳が梗塞やアルツハイマー病を発症する
- 解糖エンジンは瞬発力 (白筋)
- ミトコンドリアエンジンは持久力 (赤筋)
- 腸は解糖エンジンをエネルギー源にしていない
- 農耕開始後 1 万年間だけが、主食が穀物 (糖質) へと変化した。すなわち穀物を主食にしたのは、人類の 1/700 の期間にすぎない
- 持久力を求められる中高年以降では、解糖エンジンがあまり必要ではなく、ミトコンドリアエンジン系へと移行していく
- これが加齢で太る原因かもしれんね (食事を変えない場合)
- 解糖エンジンは、体温が低ければよく働く。精子は解糖エンジンで作られるので、「金令法」は金玉を冷やすほうが子作りに良いといわれる所以 (ゆえん)
- 大腸は中鎖脂肪酸を主なエネルギー源とする
- がん予防
- 適度な運動
- 温泉などで身体を温める
- がん細胞のエネルギー源であるエネルギー源は温めることで働きずらい
- 深呼吸をして、食べすぎない
- スローミイラ現象 … 活性酸素の摂取で AGEs (糖がタンパク質と結合して体内に遺るゴミ) がたまり、結果、皮膚がたるみ、神経も侵される、ゆっくりとミイラになっていく..
- カウチポテト … 寝椅子 (カウチ) でくつろいでポテトチップスをかじりながらテレビやビデオを観て過ごすような、自分一人の中に閉じこもって精神的な安らぎを好む人
- 厚生労働省が決めて日本人の食事摂取基準 (人体構成の割合)
- 糖質 68% (1%)
- タンパク質 16% (46%)
- 脂質 11% (43%)
- ミネラル 5% (11%)
- 若い時は解糖エンジンを主として動く。若く活動量が多いときは、適量の炭水化物を摂る必要がある
- トランス脂肪酸 … 加熱されたゴミ油。ポテチ、マーガリンなどに含まれる
- トランス脂肪酸の影響を最も受けるのは脳だろう。脳の 60% が脂質でできているためだ
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