書評: 塩の世界史

  • 塩は生食に関連付けられることが多い。塩辛海に生息する魚が陸上の動物よりはるかに多くの子を持つことから来たのだろう。 ネズミは塩水につかれば出産するとまで言われる時代もあった
  • 16世紀に書かれたユダヤ教教典「食卓の用意」は塩を安全に扱えるのは中指と薬指の2本だけだと述べている。親指で塩に触れたら子供が死に、小指では貧しくなり、人差し指を使えばそのものは殺人者になるとしている
  • 人間が塩を探す最古の方法の一つは、動物の足跡を追うことだ動物は塩をあさりに行く
  • トナカイは、人間の尿が塩の供給源になっていた。 人間は塩を与えればトナカイがやってきて飼いならすことができることを知った
  • 国富論で価値のあるものなら何であれ通貨として使われると述べられている。物理的に長持ちするというわけで最良の通過は金属だという見解を示している
    • 電子化された現代では各国の為替でいいのだろうか。最良というなら仮想通貨だろうか
  • 中国の塩による保存の発明の数々
  • 井戸から汲み上げた塩水を、竹のジェットコースターで送る
  • 貧者は塩化ナトリウムで、金持ちはなトロンでミイラにされたという事実から、エジプト人がナトロンにより高い価値を置いたことが推測される
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