書評: パーソナリティ障害 いかに接し、どう克服するか

俺は失調性の傾向が強いようだ。万象学でも学力だけしかないからな。

  • 演技性パーソナリティ障害の人は「注目されないと無価値」という信念のもと虚言をはく
  • 代償性過剰発達 … うまくハマれば人類の宝
  • 社会的要因の重要さ
    • ex) 肥満で例えると、肥満への遺伝的因子の関与は 5-8 割であるが、近年肥満が増えたのは環境因子が大きく変化したためだが、それは個々が抱える環境ではなく、社会全体が抱える環境の変なである
  • 境界性パーソナリティ障害は女に多い、自己愛性パーソナリティ障害は男に多い
  • 小学生や弱い人間に対して強制的な行為を繰り返す人たち … 「思い通りに操れるから」、自己愛性パーソナリティ障害の特徴のひとつ
  • 演技性パーソナリティ障害は、後でバレるような嘘をついてしまう。相手はひどく心配したり、動揺するが、当人にはたまらない、それで酔いしれるのだ
    • ex) 学歴詐称、出身の詐称などステータスに関する嘘もよく好まれる
  • 演技性パーソナリティ障害の人にとって家庭生活は寒気がするだけの代物である。一晩楽しめれば満足するからだ
  • 妄想性パーソナリティ障害の人は、管理職になると人柄が変わる人もいる
    • 自己保身に入る
    • 失敗により失脚、責任ばかりを恐れて防御へ走る
    • このような上司をもつ部下は最悪である。生産的や工場ではなく、欠点やあら探しばかりされる
    • 人望はないがボロを出さないのでしぶとく出世するタイプ
  • 失調型 (スキゾタイパル) パーソナリティ障害は、統合失調症に近い。環境的因子や他の素因によって発病していない状態と考えるのが一般的である
  • スキゾタイパルな人は、インスピレーションが豊かで、アイデアマンが多い。ルーチンワークは嫌いだが、ルーチンワークの効率を高める工夫は得意である
  • 人格を陶冶すること
    • 古来より、人々は知識よりも、心のあり方や身の処し方を、情報としてではなく血肉として身につける努力をした
    • 学んだ物が尊敬されたのも、知識だけではなく、人格的鍛錬を積んだ者とみなされたから
    • 教師が教え子にわいせつ行為する事件の多発は、教師たちを生み出した教育が失敗だった
  • パーソナリティ障害 (弱点であり個性ではない) は克服できる
    • ゆえに、ある程度の年齢になれば自分の弱点を克服しようと努力した人と、そうではない問題に向かい合わずに逃げた人との差は歴然である
    • 中年になっても、子供のように自分勝手に振る舞い、自分を省みることもない情けない大人にならないようにパーソナリティと生き方を磨き続けろ
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