書評: アンガーマネジメント

10 年前は本当にひどくイライラしていた。現在も怒りが湧き上がるきっかけが日常で潜んでいる。どこかの記事であった目の感情ハックはすごく役立つが、もっと理論が知りたく、もっと生きやすくなりたいため本書を手に。まぁ、ただの Kindle セールだけどね!本書は日常ではなく、ビジネスがテーマのため、参考になるものは少ないかなと思ったが、知らないことばかりで勉強になりました。

  • 1970 年代にアメリカで開発された、怒りとうまく付き合うための心理トレーニング。怒りで後悔しないことを目指すもの
    • ex) あのとき怒っておけばよかった。あのとき怒らなければよかった
  • 酒やタバコも自傷行為

4. アンガーマネジメントの実践

  • 怒りが生まれて理性が働くまで 6 秒間
    • この 6 秒間を何事もなく過ごせればよい
  • 対処法
    • スケールテクニック: 怒りを数値化して点数をつける
      • 客観視できる
      • 点数をつけることで理性が働く
      • 人によって怒りの度合い (点数) が違うからおもしろい
      • ex) 「あなたの今の発言は 3 点です キリッ」
    • コーピングマントラ: 心が落ち着く言葉を言い聞かせる
      • う~む。いい言葉が見つからない
    • カウントバック: 数を逆算する
      • 意識して怒りをやり過ごすためには、簡単なカウントアップではだめ
        1. 196, 192, 188.. など 4 マイナスしていくなど意識を向けれるものにする
    • ストップシンキング: 思考を止める
      • ようは怒りが生まれた時に頭の中を真っ白にする
      • 目を閉じるなど、物理的に対処するとよさげ
    • 深呼吸
      • オレは曹洞宗の禅呼吸だな
    • 五感でグラウンディング
      • これよくわからんな。「イライラしている場合じゃないな」とリセットするようだが難しい
    • 怒りを表現するボキャブラリーを増やす
      • 心の動きが見えるようになる
      • 怒りを相対的に分析できる
  • 体質改善
    • アンガーログ: 怒りを記録する (優先度: 高)
      • 日時、場所、出来事・思ったこと、怒りの数値化 (スケールテクニック) の 4 点を記録する
      • その場で書くこと
      • 都度忘れないように書くこと
      • 書いているとき分析しないこと (あとで分析すればいい
      • 自分の怒りのパターンが見えてくる
        • ex) 職場での怒りが多いな
        • ex) xx さんに対しての怒りが多いな
      • 怒りを吐き出すログではない
    • ストレスログ: 解決志向で取り組む
      • 制御可能か否かを分類する
      • 次に、重要な否かを見極める
      • 制御不可 + 重要 = 諦める、受け入れる
      • 制御不可 + 重要ではない = 放置
      • 制御可能 + 重要 = 即行動。どの程度変わればよいか定める
      • 制御可能 + 重要ではない = 計画を立てて行動。どの程度変わればよいか定める
      • もっと広く、自分の人生で重要でないことに怒るのは無駄と知れ
        • 怒りに囚われる人ほど大切な意識
      • 対応策を立てて行動すれば怒りは軽減される
    • ブレイクパターン: 悪循環を断ち切る
      • 無意識の言動、行動パターン。そう、怒りを生み出す習慣を断つ
      • ルーティンの見直し
    • 事実と思い込みを見極める
      • 「こうあるべき (コアビリーフ)」の思い込みを見直す
    • サクセスログ: 成功体験の記録
      • 主観でおk.自分の得意なことでもよい。メモる
      • 他人と比較しない
    • 怒る境界線を明確にする
      • 許容を判断する
      • 境界線を自分の機嫌でぶれさせないこと
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