それは指先の天才の物語。2018 年現在でもアルゴリズムの戦いだろう。Youtube kids のようなケースはアルゴリズムの敗北だったともいえる。私はアルゴリズムに絶対的な信頼をもって取り組んでいる。アルゴリズムこそがすべてであり倫理的にも正しくなければならないと。アルゴリズムの真価を深く興味を持つことが本書の目的。各アルゴリズムの概念や仕組みまたは触り程度はわかっていたので、驚き & 豆知識的なメモをした。
- アルゴリズムとは、問題を解決するための必要な手順を正確に規定したレシピである
- インデックシングは 5,000 年も前からある
- 最初は単語を探してページのインデックスからだった
- 次に単語の位置情報をインデックスした
- メタワードトリックからヒトに対するやさしさを感じる
- 私は記述した人間の感情を web にしたい。例えば死に際の post だったらなおいい
- ページランクは圧倒的差別化だった
- なつかしいね。当時は試行錯誤してページランクをあげることに専念したときもあった
- ディフィー=ヘルマン鍵交換 (絵の具混合トリック)
- Aさんの秘密 A 色、Bさん秘密 B 色と公開 O 色があって、共に ABO 作って、それをキーにする。なるほど。色だとわかりやすい
- RSA は 3名の略だったのか〜
- 1970 年代に取得された特許は 2000 年にきれた
- 誤りはあるもの
- ピンポイントトリックおもしろいな。機械ならではだ
- 段階サムチェック + ピンポイントトリック → リード=ソロモン符号 (CD、DVD 、HDD)
- TCP も通信パケットに対してチェックサムを使っている。誤りを検出されたら自動で再伝送
- なお、誤りのあるパケットは単純に捨てられる
- 理想だが、見えないところで無駄がいっぱいありそう。宇宙規模の通信になったらもったいない感ある
- 暗号学的ハッシュ関数のMD5、SHA-1 もチェックサム
- 人ってどうやって同一人物と判断してんだろう
- 人の xxx な気がするというパターン認識は高度
- 最近傍法なんかは、人にとっては直感だもんな
- 逆手にとったのが reCAPTCHA か
- 優れたパターン認識は、一般的に数学的洞察、優れた判断、実経験がミックスされる
- コンピュータの世界は下手なたまも数撃ちゃ当たる (ランダム) がスタート地点でおk
- 圧縮技術も “英数字” がベースだから、もしかして、英数字より効率がよいものがあればもっと圧縮されるのだろうか
- 数字は完成されているか、やっぱ 01 最強だぜ
- 非可逆圧縮はディープラーニングで完璧に解凍できるようにならんかな
- メッセージ圧縮後に誤り訂正符号を付与することはよくある
- トランザクションのコンピュータ科学者ジム・グレイのヨット
- 南京錠の数値はひ・み・つ
- 鍵の数値と時計サイズはおk
- 計算不能は「ある」
- クラッシュの判断プログラムがつくれないように
- アラン・チューリングにとっての「コンピュータ」は紙と鉛筆でなんらかの計算をする人
- あなたの指先にはあなた専用の天才がいる。その天才を思う存分使いこなしていただきたい