書評: ブラック・スワン

読んだ本で気になった箇所は evernote にすべてメモっています。今回はブラック・スワンがわりと共感できるところが多かったのでそれを公開してみることにする。
一番よかったのは「脳は計算するためにあるのではない。考えるためにある」
メモは最初は紙で書いているため、データ化したものだけを列挙します。

  • 分類すれば複雑性は低下する
  • 恥で自殺
  • XXXX・ユー・マネー
  • 損をしたトレーダーは電話を壊す
  • 重力に縛られる仕事 … 仕事量と仕事時間を増やさないと収入は増えない
  • 七面鳥にはなりたくない
  • 月並みの国、果ての国
  • テロリストとイスラム教徒の視点切り替えて考えることは大事
  • 講釈 (こうしゃく) …書物の内容や語句を説明すること。物事の道理や心得などを説いて聞かせること
  • ドーピングとドーパミンは同じ語源
  • 抽象的な統計データは人の気を引かない
    • スターリン「人が一人死ねば悲劇だが、100万人死ねば統計にすぎない」そして、統計の声は届かない
  • 経験的思考と演繹的思考
  • 演繹 (えんえき) … 一般的、普遍的な前提から、より個別的、特殊的な結論を得る論理的推論の方法
  • 非線形 … 変化の度合いが一定ではない
  • 一直線に進化するなんてプラトン的考えで、普通そういうものではない
  • 幸福は、いい気分の強さより、回数のほうがずっと強い影響を受ける
  • 心理学者は言う。いい気分になることを「ポジティブ感情」と
  • 人は一人で生きていけないが、それは尊厳と敬意が必要だから
  • ろくに知らないでリスクをとってはならない
  • 脳は計算するためにあるのではない。考えるためにある
  • 人が本当に知っていることと、彼らが自分で知っていると思っていることの差。を見極める
  • 専門家であればあるほど、知識に自信があり、推測が外れる
  • ファット・テイル … 黒い白鳥の専門的な呼び名
  • ポワンカレ
  • ポール・サミュエルソン 「科学できるやつらは科学する。できないやつらは方法論をやる」
  • 私たちの脳みそは「予測する機械」
  • 予測していたのに繰り返す過ち。それを予測効用、感情予測と呼ぶ
  • 過去の預言者、トロイア軍のヘレノス
  • * 過去の予測・預言って、四次元世界みたいだね
  • ランダム性とは不知
  • 啓蒙思想 (けいもうしそう) … 理性による思考の普遍性と不変性を主張する思考
  • 経済学者、シャーウィン・ローゼン
  • https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%82%BC%E3%83%B3
  • マタイ効果 … 富む者がより富む
  • ネットワーク … (何らかの) 互いにつながりあい、格子点という要素の集まり
  • 知識をどう行動に移すか、どんな知識に価値があるか考えるか
  • 「どんな仮設でも、集めたデータから都合のいいところだけ抜き出せば、裏付けの実証データなんて必ず見つかる」本書の 2000 万個のデータがそれ
  • 不確実性のさらなるパターン。弱いか強いか。結果が単純か複雑か。これらが「黒い白鳥」だ
    1. 弱い不確実性
    2. 単純な結果
    3. 強い不確実性
    4. 複雑な結果
  • VaR (バリュー・アット・リスク) … リスク分析の手法の1つ。現有資産の損失可能性を時価推移より測定する分析指標
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