10年間昏睡状態から目覚めた夢を見た話

先日、あまりにもリアルな夢を見た。夢と気づいたのは起きてからだった。

いつものように目が覚めると、そこは実家だった。母と父が驚いていたのを覚えている。
その両親は、「お前は10年間眠ったままだったんだ…」と話を聞いた。まず信じられなかった。実家の様子は変わっておらず、両親が年とったな〜と感じる程度だったが、鏡を見たときにしわしわにやせ細った自分の顔を見たのを覚えている。それでも 10年もたったことの実感がなく、まずは外へ出てみたのだが…

外に出て実感が少しわいてきた。実感の周りの建物が様変わりしており、街の雰囲気が違う。空の色もどこか違っていた。あわてて「ケータイどこ?」とケータイを受け取ってみたが、電源は入るものの電波は繋は無かった。眠りに入ったときにケータイも賃貸も解約したようだ。それでもまだ信じられなくて、いつも使っていた Mac を立ち上げて仕事のチャット、Slack につなごうとしたら、Slack のサービスが終っていた。誰かに連絡を取ろうとしても、使っていた SNS はすべてサービスが終了していた。Facebook も Twitter もなかった。

私は、目まぐるしく変わる時代の変化が好きで好きでたまらない。それが一気にすっとんで置き去りにされてしまった虚無感が胸を貫いたのを覚えている。それでも「今のテクノロジーがどうなっているのか知りたい!!」と奮い立たせて、そこで目が覚めた。

あまりに強烈な夢で空白の10年間が恐ろしかった。まだ両親が元気だったのが救いかもしれない。10年あればすごいことが起きる。だからこれから先の 10年を大切にしたいと思った。

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