視力の回復にともない情報量過多で誘惑される

円錐角膜になってはや12年目の私だが、日々衰える視力と筋力に抗ったここ3ヶ月が実を結んだ。HCL の調整を研究チームと一緒に取り組ませていただき、かな〜りぴったりな HCL までたどり着いた。まだ市販されてないが、当面は今のでいけそうだ。HCL があえばあとは筋力の問題だ。

筋肉と血流がすべて

さて、結論としては筋トレ視力回復はおすすめってことだ。私の場合は、両目 0.7 → 1.2 まで回復してきた。もちろん一時的なもので安定して持続はまだ難しい。しょせん人間のカラダは血流と筋肉が力のすべてであり、そこさえ調整すれば若くもなる。私がやったのは目のピントをあわせる筋肉を意識して日々モノを見るトレーニングなのだが、うまく説明できない。目にぐっと力を入れるとピントが合うことはわかると思うが、それをぐりぐりと筋肉を意識して行うだけ。毎日これを朝、昼、晩と繰り返すだけ。一日も怠ってはならない。

  • 目の周りの筋肉を冷やさない
  • 目のまわりをやさしくグリグリいじめる
  • ピントをあわせる筋肉の運動を掴み筋肉痛に追い込む
  • 朝昼晩と目の筋トレ、毎日やる、1日たりとも怠ってはならない
  • アボカドの半分を毎日食べる

脳の補完も合わされば 1.5 まではいけるんじゃないかとさえ思えてきた。

情報過多で誘惑増える

私は円錐角膜かつ弱視なため、人の顔、ましてや女のメイクしているのかはまずわからない。(可愛いか否かは雰囲気でわかる…)そのくらい人の顔に認識については機能がやばい。そんな状態をやっていると人の顔に、そして人に興味がわかなくなる。でも、美女だけは「特殊な記号」として脳にかなり刻まれる。これはその他の人の顔を覚えることを捨てたからゆえかもしれない。

さて、視力が弱いということは欠落した情報の中で生きていることになる。ただ、その分脳への負荷が減るので良い面もある。情報が減るということは脳のまわりの血管や筋肉を休めることになるとも考えられる (脳自体は披露がないはずだ)。 反して、視力が良いとその分情報過多になるってことだが、見たいものだけを見れるようになるにはそれなりにトレーニングがいるので、通常では見たくもないものも見えてしまって過労する。街の公告がとくにノイズになる。その点、文字がミミズみたいで読めない国の街はぼけ〜っと安堵。

視力が回復してきて変化が起きたのが、目を引く宣伝文句や屋台の飯に目がいくようになった。とにかくうまそうに見える。これはやっかいな情報を手に入れてしまった。世界が新鮮にみえてフィルター1つや2つ剥がれ落ちたようにクリアに見えるようになってくると、ついつい人の顔をじろじろ見るようにもなってしまった。ともない自然と頭の回転もあがってきたのじゃないのか?とも錯覚するが、あながち間違っていない気もする。得れる情報は多いほうがいいにきまっている。

疲れたら HCL をはずして情報を削減していこう。

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