知らないことばかりでぞくぞくしたぞ!!
- 免疫チェックポイント機構がら自身への攻撃のブレーキを行う
- ニボルマブがメラノーマと肺がんに効いた
- プレシジョン・メディシンは、100 万人のゲノムの解読だが、真の目的は、疾患の定義を全部塗り替えること
- ヒトゲノム計画が遅れる日本。中国もプレシジョン・メディシンを開始している
- 日本のは遅れは、ライフサイエンスの産業育成が発展途上であるのが大きな原因か
- 粗死
- ゲノム編集ツール CRISPR
- 遺伝子変異は、自然界でも、 紫外線や放射線の影響などにより起こっています。地球には紫外線や放射線が常時降り注いでいるため、そういうものによってゲノムは擦り切れてしまうのです
- ゲノム編集とは、自然に起こる DNA の切断を人為的に配列特異的に起こそうということです。そうすると、自然の状態と同じ修復が起こります
- 間違いと言うかミスが起こるって遺伝子が潰れると働かなくなる。遺伝子が潰れるのがノックアウト 組み変わって正しい配列に戻る、あるいは別のミュータント (突然変異体) 配列に入れ替わることをノックインという。このよつに、二種類の修復がある
- 人工的なタンパク質というハサミ。または制限酵素のハサミ
- マイクロミニピッグ (中型犬サイズ、静岡産)、ありがとう!
- 手術支援ロボット ダヴィンチ
- 肥満やメタボの原因の一つが腸内細菌だと言われている
- たった一個の修復細胞でも、それが増殖優位性を持てば、増えで、患者さんは治る
- 遺伝子治療の副作用が数年後に発症する場合もあり、マウス実験ではなく、寿命の長い大型動物が必要となる
- またまだ数十年はかかりそうだ。人体実験と考えると、中国が先に達成しそう
- まず、CRISPR/Cas9 で X-SCID マウスをつくりは成功している
- エンゲージメント (仕事熱意度)
- ストレスチェックは義務化されている
- ストレスというのは客観的に存在しているわけではありません。世の中に存在しているのは刺激であり、その刺激をストレスに変えているのは、ある種、自分なのです
- 健康経営優良法人 (ホワイト 500)
- 産業医「働くことで労働者たちを不幸にしてはいけない」
- イギリスではうつ病と診断された人の割合が、働いている人の 26% くらいと示されている。日本は 10% くらいだが、今後、必ず上がる
- 睡眠医学 … 1950 年代アメリカで始まるまだ歴史の浅い学問。睡眠医学の発展に関してはスタンフォード大学の非常に大きな貢献をしてきた
- 嗜眠癖 (しみんへき) … 意識状態のひとつ。放っておくと眠り続け、強い刺激を与えないと覚醒しない状態
- 短時間睡眠は女性で太っている人に多い。男性にもそういう傾向が少しありますが、女性が顕著。動物実験で睡眠制限をかけ眠らさないようにすると、インシュリンの分泌や反応が悪くなり血糖値が上がる
- 太るとレプチン (摂食制御ホルモン) が放出されるが、睡眠制限をかけるとレプチンが出なくなるのも要因
- それどころが、摂食を促すグレリンというホルモンの分泌が増えて、よく食べるようになる
- 十分な睡眠をとらないと、いわゆる肥満、糖尿病、高血圧などの生活習慣病の発症リスクが高くなる
- 睡眠制限をかけるとアミロイド β という脳内物質が高くなる。寝れば低くなるが、高い状態が 3 週間にわたって続くと脳に定着し、それがアルツハイマーの原因のひとつと考えられている
- 老人班と呼ばれる。一度できてしまうと、もう正常な脳には戻らない
- 睡眠負債 … 生理的に必要な睡眠時間戻るまで負債の返済に時間がかかるため
- 新たなテクノロジーが医療機器に該当するとき、その承認の基準をどうするかという、非常に厄介な問題があります。評価基準を策定しない限り、誰も技術を評価できません。技術を評価しないとその技術は世の中に出ない
- 医療機器世界トップのメドトロニック、心臓ペースメーカーを主とした開発から販売を行う医療機器メーカー
- 神戸医療産業都市
- SG&A (販売費及び一般管理費)、医療機器産業はほかの産業にくらべて、SG&A のコストが 2 倍くらい高い
- 薬事承認、中国は 500 日くらい、日本は 100~150 日ほど
- 保健医療分野における AI 活用推進懇談会
- 画像診断支援 (中で一番進んでいる、得意だもんね)
- 診断治療技術
- ゲノム医療
- 介護認知症
- 医薬品開発
- 手術支援
- 外科支援の事例としてスマート手術室「SCOT」、機器をネットワークでつなぐ。このケースでは、デンソーの Orin というインタフェースを使って手術室の機器をつないで、メンテナンスの確認や、新しいアプリケーションの開発などに取り組んでいる
- パーソナルヘルスレコード (生涯電子カルテ)
- ISAC … 業界でのプロアクティブなサイバーセキュリティ情報の共有は非常に大事
- 現代人は、モニターや平面スクリーンなどの四角いフレームに慣れてしまい、狭い領域に制限されていることに不自然さを感じていない
- 脳が、むしろ、フレームの外にある周りの世界を無視し、没入という現象が起こるため、それを自然と感じている
- 3D で理解しておけば 2D はすぐ理解できる
- 手術は、殺菌後グローブをしたら、もう何も触れない状況。そこでこそジェスチャーは役に立つ
- 何も触れないときこそだ!!
- 教育の醍醐味は、自分が他人に教えたくなること
- 今、臓器一つ一つを自動で抽出し、それをクラウドに置いて誰でも活用できるようなデータサービスを開発している
- 日本は世界の中で CT が一番普及している国で、データもたくさんある
- 妊娠時のメンタルヘルスケアとして、妊婦さんのデータを 3D 超音波や MRI で撮影したデータを利用し、妊婦さんのお腹に重ねて、自分で見る体験を試みています。妊娠中は、ホルモンバランスやストレスなどによって、うつや子供に対するネグレクトを起こしやすいのだそうです。これを予防するために、お腹の赤ちゃんが元気だと実感してもらうため、妊婦さん自身が自分のお腹を見て赤ちゃんを透かして見る体験をしてもらいました
- アルファ碁ゼロは人間の対局データを使っていない
- 将棋名人でも勝てなかった elmo というプログラムが一番強かったが、アルファゼロ (囲碁も将棋もオセロもチェスもいけるやつ) はたった 2 時間の学習で勝った。つまり、囲碁も将棋も、もう終わったのだ
- AI は 1956 年スタートで、現在 3 回目のブーム
- AI の世界では、「モラベックのパラドックス」が知られており、子供のできることほど難しいと言われていました。つまり、大人あるいは専門家ができるような難しそうなことほど、 AI にとっては実は簡単だということです
- モラベックのパラドックスはディープラーニングで打ち勝った
- ビリヤードのプロは計算しているわけではない。ここを打ったらこうなるかな、だ。それを「直感物理学」という
- 機械やロボットにおける「カンブリア爆発」の起こる可能性。目の進化だ!
- 農業はなぜ人手が必要なのかと言うと、ほぼすべての作業に眼を必要としていて、見ながらやらなければならない仕事ばかりだからです。ですから、自動化できず人がやるしかなく人手不足で困っている
- 片付けロボット
- スタンフォード大学の研究では、ゲイかどうか 8 〜 9 割くらいの確率でわかるという事例が報告されている
- 胸骨正中切開 … 胸の真ん中にある硬い胸骨を、ジャーっとノコギリで切り、開胸器というテコの原理を使った機械で左右に広げます。ちょっと野蛮なやり方です
- 「神は細部に宿る」という言葉があります。もとは建設の世界の言葉ですが、では、医療において神はどこにいるかといえば、私は医療費の削減だと思っています (河内賢二)
- 医療関係職種が全労働者に占める割合が 1/9 から 1/6 へ拡大しますが必要数が大きくなるので13 % くらい不足すると言われている
- 薬そのものの価格で調剤の医療費が伸びている。これらの価格を抑えることで医療費が減るというわけでもない
- 価格を抑えていけば医療費が減るのではないかということになりますが、そうではない。「ソバルディ」「ハーボニー」など抗ウイルス剤の毎月の売上を見ると減っている。この薬は患者さんをほぼ 100% 治すので患者さんがどんどん減っていくが夢に医療費が減っていくという宿命を持っている
- 健康保険番号は世帯で完了されている。電子カルテと紐付けるために、個人をユニーク番号にしなければならない
- 非常に病棟が多い高知県
- 製薬産業の税金は安定している
- 医薬品は特許が失効で後発品が出る
- 特許切れ市場における長期収載品のシェアを見ると、2010 年段階データによればアメリカでは10% くらい。つまり、9 割が後発品に置き換えられるということ。ヨーロッパでも大体 3 割くらい しか残らず、 7 割が置き換えられる。ところが日本では置き換えられるのは 4 割程度
- アメリカ企業1社当たりの研究開発費 (7社平均) が約 59 億ドルであるのに対し、日本 (10社平均) は 1200 億円。予算がこれだけ違うな
- みんなが経験している注射型ワクチンは、体の中にきちんと免疫誘導できますが、ほとんどの病原体が侵入してくる粘膜面には全く防御が効いていない状況。食べたり、飲んだり、吸ったり、性交渉
- 注射器はコスト。経口は低コスト。さらに環境問題も解決
- 注射器は清新的苦痛
- ムコライス … 常温で保存がきく。遺伝子組換え植物
- オートクレーブ (高圧処理)
- ベネフィット … 製品などの消費者が得る無形の価値
- 良いワクチンができても受け入れてもらえれない
- 新型のインフルエンザが出てからワクチンができるまで最低 6 カ月かかることになる
- スプリットワクチンの製造量はだいたい 6 億ドースぐらいですので、最大 15 億人分になる
- 日本は 3000 万人分つくられる
- ニワトリの卵由来でインフルエンザウィルスを培養してワクチンをつくる
- インフルエンザワクチンでアナフィラキシー。だが卵アレルギーが原因ではないとわかっている
- 日本では疫学データが利用できない
加熱式タバコ
- Nicotiana tabacum (タバコ) はきれいな花をつけるが、その葉は猛毒のニコチンというアルカロイドを含んでいる
- 昔は生薬というか毒草だったが、人間の歴史の中でイノベーションを繰り返し、いまのようなかたちにしてきた
- アルカロイド … 有機化合物の総称
- 新たに伝染するから、あえて「新型」タバコとする
- ニコチンなどの有効成分を、どやって効率的に抽出して体の中に伝達していくかという、まさにドラッグデリバリーシステム、あるいはシステムの問題
- ドラッグデリバリーシステム (Drug Delivery System, DDS) … 体内の薬物分布を量的・空間的・時間的に制御し、コントロールする薬物伝達システムのこと。薬物輸送 (送達) システムとも呼ばれる
- 電子タバコ (Vape) は解体では 2014 年にピークがあった。タバコ葉は使われていない。もちろん、ニコチンを含むものもある
- アイコンなどの「デバイス」はあくまでもデバイスであるため、無規制。タバコカプセルが規制対象
- 「われわれは本当にシガレットスモークをドラッグとして売りたいのか?もちろんだ」(フィリップモリスの研究者メモ、1969 年)
- 「われわれはタバコビジネスというよりも、ニコチンビジネスをやっているのだ」(ブリティッシュ・アメリカン・タバコの幹部の発言、1971 年)
- ニコチンそのものは毒劇物ですから、そのままでは全く魅力はありませんし、人は自殺企図がない限り、ニコチンを自分から体の中に入れようとはしません。ただ、タバコ製品の中に入ることによって、人が受け入れ、社会も受け入れられるようになっているということを、なんと 50 年も前からタバコ会社自ら行っているわけです
- 2017 年にはフィリップモリスの幹部がこう言っています「ニコチンは味や儀式と同様、人々が喫煙する理由の一つ。新たな製品を使わせるにはニコチンはなくてはならない」
- すぐに死ぬわけではないから、社会が受け入れてしまった
- ハームリダクション (社会全体への悪影響の低減) … タバコ会社がどうやれば生き残れるのかと必死。ハームリダクションはタバコ会社にとってのコンセプト
- 20 世紀はシガレット世紀。今世紀はタバコ死の世紀として、前世紀のツケ払いを私たちが払わされることになる
- 依存症は自由の侵害であり、人権問題にかかわってくる
- 肺というのは綺麗な空気を吸うために高度に進化した非常に繊細な臓器で、肺胞細胞は非常に薄いフレアのようになっています。そこに紙巻きタバコの場合なんと 10 ミクロンの化学物質が入り込んでいたわけですが、これが加熱式タバコのエアロゾルになると、肺に入り込む粒子はナノミクロンになることを覚えておいてください
- 肺は、人間が生きるために、空気を取り入れて二酸化炭素を出すというシステムですが、たばこ産業は、これを新たなニコチン供給デバイスの主体パーツとして使用しているということを理解しなければいけないと思います
- 薬を使って疾病を治す時代から、予防医学を発展させて健康寿命を延ばすという時代に変わってきた